CATレディースは、実力者同士のまれにみる接戦でした。
とくに、100の壁としては応援している、古閑選手と諸見里選手が
優勝を争うという、切ない展開でもありました。
15番終了時点で、全く優勝の行方はわかりませんでした。
福島選手も加えた三つ巴の争いとなっており、
この時点では、前半から猛チャージをした福島選手の流れか?とも思えました。
そして、上がりの3ホール。
ここから、動きます。
福島選手は3ホールともショットが乱れ、自滅的に脱落。
最終組の古閑選手と前を回るもろみーとのマッチレースとなりました。
16番、17番と根性でparとした古閑選手に比べ、
もろみーはどこか余裕を感じ、勝負を楽しんでいるように見えました。
結果、
もろみーの優勝となったわけですが、
古閑選手、ミスショットはあったものの、昨年までのLPGAのレベルであれば、優勝してもおかしくない内容でした。
つまり、もろみーが今季、一回り大きくなり、古閑選手を上回ったということです。
ですから、古閑選手は負けたのではなく、勝てなかったという表現が正しいのだと思います。
でも、本当の優勝争いは、古閑選手にとって今季初。
内容も悪くなかったですから、後半戦は楽しみです。
打てなかった18番のパットは悔しいでしょうけど。
上位はこの通りでした。
1 諸見里しのぶ -11 208
2 古閑美保 -10 209
3 馬場ゆかり -9 210
3 福嶋晃子 -9 210
5 服部真夕 -8 211
5 李知姫 -8 211
5 横峯さくら -8 211
8 イム・ウナ -7 212
9 青山加織 -6 213
9 リ・エスド -6 213